家を造る時大切なこと

昔は家を造る人

いわゆる

職人さんがたくさんいました

 

しかし現代では

16年前 20万人いたとされる建築関係の職人さんは

現在では8万人を下回る数に激減ているとの調査もあります

 

 

そのため

国の施策の一つでもある

外国人就労制度から

日本のビルや

住宅などの建設現場に

外国人を教育派遣する動きもすでに

あります

 

 

確かに

外国人でも

研修を積めば住宅の工事現場で働くことはできます

しかし、どうでしょう・・・

 

施工責任という

施工側が暗黙の了解で継続していく

アフターや保証については

段々と曖昧になるかもしれません

なぜなら

一定期間の外国人労働者の場合

施工した本人が帰国したあとの

引き継ぎなどに問題が出てくる可能性があるからです

 

また

和室の造り

日本の漆喰塗り

古い民家の改築などは

経験のある日本の職人にしかできません

すると

日本の古き良き家の形はなくなるかもしれません

 

 

 

日本に建てる日本人が住む家を

外国人が造り

そして外国人の職人が帰国すれば

保証は日本人がする

こんな流れは…どうなのでしょう…

イマイチいい流れとは

いえないのではないでしょうか…

 

 

新築の家にトラブルが起きた場合

原因を突き止め解決に一番近くいるのは

施工した本人

つまり

施工した職人が良くわかっているはずです

 

 

それは

新築戸建て以外でも

どんなもの造りでも同じではないでしょうか

 

 

住む人にとって

一番大切なのは

造る

手がける

「人」にあるのではないでしょうか

 

どんなに

目を引く宣伝ができても

売ることに長けても

そして

時代がどんどん進歩して

機械化やオートメーション化しても

 

家を造ることにはネジも釘も必要です

そしてそれを

締めるのも打つのも

「職人」 「技術者」

という職業の「人」がするのです

 

いいモノを手に入れるのも

いい我が家を建てるのも

 

売り手よりも造り手を

しっかり観ることが

大切なのではないでしょうか

 

昨今の社会を観て

そう思い止みません